極真空手 早稲田大学同好会 国際空手道連盟 極真会館
 東京城西支部
   館長  松井章圭
   支部長 山田雅稔
 


写真館・レポート


2007年12月1日(日)

秋季関東極真空手道選手権大会
(関東練成大会)

@茨城県武道館

文責:師岡(副主将)
撮影:林田(広報)




巷ではクリスマスソングも流れ、
街角ではイルミネーションもちらほらと見かけられる季節になった。

道行く人の白い吐息が、ふわりと浮かんでは消える。
師走の忙しさと年末の行事への期待で、
どこかそわそわしている人々の心を映すかのように…。

そんな東京の夜の街をみんなと別れ、
時折吹きすぎてゆく冷たい風をほおで感じつつ、
下宿に向かってただひたすら歩く。

仲間たちの今日の試合の光景を、頭の中で振り返りながら…。

12月2日日曜日、茨城県武道館において関東練成大会が行われた。
同好会からは幅下前主将、井上主将、ビッグ神田、鎌田翔平指導員が出場した。






会場はJR水戸駅から車で20分弱、鮮やかに紅葉する木々に囲まれた静かな場所にある。
会場に入ろうとすると、落ち葉が目の前にひらりと舞い落ちた。

おもての静けさとはうって変って、控え室となる柔道場は熱気に満ちていた。
ミットをたたいているひと、柔軟を始めているひとなど様々だった。

 程なくしてアップが始まった。
シャドーの動きを見るだけでもこの大会のレベルが高く、
出場者の意気込みも相当なものであることが感じられた。



視覚だけでなく、聴覚、嗅覚といったものが総動員され、
その場の空気感が身体に押し寄せるような、そんな感覚であった。

 そして試合が始まった。

 井上主将の一回戦、キレのあるコンビネーションで相手を攻めていった。
しかし徐々に下がり気味になってしまい、延長の結果敗れてしまった。

しかし最後まであきらめずに立ち向かう姿勢は我々に良く伝わった。
主将としての意地を見せてくれたといえる。

 幅下前主将の一回戦、重いパンチとローキックで相手を崩し、膝蹴りで攻め立てた。
安定した試合運びで難なく勝利した。



 二回戦は出だしで押されるも、盛り返してパンチやローキックの攻めで試合を運んだ。
しかし惜しくも判定負けとなった。
この経験を糧とし、次の大会では健闘してくれるだろう。

ビッグ神田の一回戦、小回りの効く動きからのパンチの連打と蹴りで攻めていた。
しかし残り十秒で、ガードが下がったところに上段を蹴られ、敗れてしまった。
次の学生連盟の大会で雪辱を晴らすつもりだそうだ。



 そして鎌田指導員の試合、一回戦は上段回し蹴り、二回戦は上段膝で一本勝ち、
まさに「一撃」と呼ぶにふさわしい試合であった。



三回戦は相手も強く、倒れなかったが、ミドルキックなどを決め、判定勝ち。

準決勝は後ろ回し蹴りを当て、中盤接近戦で押されるも、
パンチからローのコンビネーションで返し、判定勝ち。



決勝はローでダメージを与えつつ、果敢に攻めていったが、
相手のミドルキックで惜しくも敗れてしまった。

しかし、その勇ましく戦う姿は、普段指導を受ける同好会員の心に深く刻まれたことだろう。





 今回は大きな大会であるため、仲間の応援のほかに、
上級者の試合運びや動きなども見ることが出来、とても勉強になった。

 いつもの曲がり角を曲がると下宿が見えてくる。
角の家の犬は、もう犬小屋ですやすや眠っている。
今日を戦い抜いた選手たちも今頃はこんな感じだろう。

彼らはこの先どこへ向かって行くのか、そして何が彼らを待ち受けているのか、
そんなことを思いながら歩いていると、また風が音もなく通り抜けて行った。

その答えは、今のところ風に吹かれている…。





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